この記事は個人の実行記録Noteです。個人的な経験からPythonの基本を初心の方向けに紹介します。
§ プログラミング > 変数と演算 > 論理型
論理型データは True(真)とFalse(偽)の2値で構成されるデータです。プログラムの予約度ともなっている定数(リテラル)としてのTrueとFalseを直接使用したり、または変数に代入して使用することが出来ます。また、比較演算子での演算の結果としてTrue又はFalseの値を得ることが出来ます。論理型の変数はプログラム中の if分岐や、whileループでの判定としての役割を果たします。
*論理型データの値(True、False)として使用できる定数と変数
論理型データはTrue,Falseの2つの値を持つもです。 論理型だけでなく整数型、浮動小数点型、文字列型、None型 の定数や変数でも論理型データとみなすことが出来ます。表1に示すように空または0の値がFalseで、何らかの値を持ったものがTrueとなります。
リスト型データでも、同じようにTrue値とFalse値とみなすことが出来ますが、taple とlist そしてnumpy のndarrey では、若干の違いがあります。(表2参照)
*比較演算子による論理型データの生成
比較演算子を使った結果は論理型データとなります。
*論理型演算子 AND,OR,NOT
論理型データの演算には、AND,OR,NOTの3種類があります。ブール代数では「真理値表(しんりちひょう)」ともいいます。 【表3参照】
表1および表2の論理型判定と、表3を組み合わせると様々な組み合わせでの論理判定が出来ます。
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*〆後記
ブール代数はBoole により19 世紀に体系化され0と1の2値を扱う論理体系ということです。そして、コンピュータは電気回路のON,OFFを組み合わせて2 進数の 1, 0 に対応させる、計算処理を高速で行う複雑な論理回路であるともいえます。プログラミングをする上では、ブール代数を意識して使用することは少ないのですが、論理回路がコンピュータ工学の基礎的な部分となっています。
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