代入・算術・複合そして比較の演算子

 この記事は個人の実行記録Noteです。個人的な経験からPythonの基本を初心の方向けに紹介します。

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   演算子は記号表記されている基本的なプログラム命令です。

* 代入演算子

 変数に値を入力する演算子が等号 ”=” です[表1.1行目参照]。 左辺側の変数に右辺側の定数や変数、計算式の結果、などを入力します。数学的な等号の意味での”=”は比較演算子の"=="になります。

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* 算術演算子

 加減剰余の四則演算と切捨て算、余り算、累積算は記号表示されます。代入演算子”=”の左に変数を置いて、右に演算を記載して、計算結果された結果が代入演算子の右辺の変数に記録されます。 右辺に記載した変数がそれまでに記録していた内容は上書きされて、消えてしまします。 [表1参照]

 算術演算はデータタイプによって異なった結果を出力します。 文字列の場合は加算(+)と乗算(*)のみ可能ですが、加算は文字列⁺文字列、乗算は文字列*整数の場合のみです。他の演算子は文字列では使用不可となり、プログラムはErrorとなります。 論理型の算術演算子は数値と同じ計算を行いますが、True =1、False=0として計算結果は数値型になります。

* 複合演算子

 算術演算子を使って変数自体を変更していくときに使えるようにしています。 処理回数のカウントUPやDown、複雑な計算処理の簡略設定などに、変数名の2重記載の必要がなくなります。基本、算術演算子と”=”の組み合わせで、右辺からは計算対象とする変数を省略します。[表2参照]

* 比較演算子

 論理型演算子は、比較式に使用してそのままTrue、Falseの値として使用することが出来ます[表3参照]。 または、変数に入力(代入演算)すれば、変数を論理型変数として使うことが出来ます。 比較演算子での結果は判定として使うことが出来ます。 >、<、>=、<=は数学での記号と同じですが、等しいことを比較するには”==”にして、代入演算子の”=” と区別します。 Notの意味では!記号が使われますので、”等しくない”場合は”!=”を使います。 これらは数値間の比較だけでなく、文字列の比較にもしようできます。一方で、文字列の比較演算として、in, not in があります。これらは文字列でしか使用できません。

 なお、is、is not 演算子があります。is演算子がアドレス判定をする同一判定演算となっているため、使用方法が少し異なる。ここでは省略します。

*その他の演算子

 他に、論理演算子、ピット演算子などがあります。 


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●【独り言】 プログラムの基本演算子
 複雑なプログラム処理は沢山のプログラム命令を集めて出来ていますが、機能的なプログラム命令も複数の基本計算の命令集合体から出来ています。 基本的な計算処理命令は記号化され、演算子と呼ばれる代入演算子、算術演算子、比較演算子、複合演算子などです。 コンピュータの動作原理からすると、論理演算子がより原理的で、ビット単位で原理的な演算を行うビット演算子もあります。

〆後書

 演算子を使うことで処理を簡単に記載することが出来ます。記号化によって短いコマンドで記載が出来るのですが暗号文の様なプログラムになります。一方で、記号を使わない言語もあります(COBOLなど)。記号を使わないと命令文が長くなります(+をADD、ーをSUBTRACTなど)プログラム全体が長くなります。 英語なので、英語の苦手な方にはちょっと苦労する言語体系です。

IG.Python Note

PythonプログラミングのためのTips集です。 趣味のPythonプログラミングをしていると、必要なプログラミング情報を自分で取集することが必要になります。 集めた情報を整理しておくと便利なので、個人的な学習メモとして記録を作りました。

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